医療機器を扱う中でよくある悩み

臨床工学技士が抱える悩みには、どんなものがあるのでしょうか。
よく言われるのが、休日出勤や急な呼び出しが頻繁にあることです。
特に、急性期医療や救命救急の現場で働く人は、患者さんの容体が安定しないため日常茶飯事でしょう。
緊急性が高い現場では、医療機器を駆使し、少しの変化にも対応しなければなりません。
そのため、医療機器のスペシャリストである臨床工学技士の出番は多くなります。

また、一般的な病院でも重篤な状態の患者さんや緊急搬送された患者さんの対応で呼ばれることはあります。
そのため、仕事のペースを掴めていないうちはオンとオフの切り替えが難しく、きついと感じる人もいるでしょう。
そのように、仕事のスイッチがなかなか入らないという人におすすめなのが、ルーティーンを作ること。
例えば、仕事に入る時は髪の毛を縛る、帰宅する時は炭酸水を飲むなどちょっとした行動を習慣化することで、自分ならではのスイッチになります。

また、命に携わるプレッシャーがつらいという声もあります。
これは、医療従事者であれば、誰もが感じることでしょう。
医療従事者を目指す以上、誰もがそのことはしっかり理解しているはずです。
とはいえ、頭では分かっていたとしても、実際に現場で働き始めないと分からない感覚はあるもの。
自分のミスが、患者さんの命に関わるというプレッシャーは相当大きいでしょう。
関係者に話をしたり、こまめに息抜きをしたりと、日頃からセルフケアを心がけることが大事です。

臨床工学技士は、医療機器の毎日の点検を担当し、異常があれば修理も対応します。
責任感があるがあまり、何度も何度も確認をしてしまう人もいるかもしれません。
そんな時は、確認済みのメモを取ったり、自分だけがわかる点検サインを行ったりして、自身の不安と上手に付き合うと良いでしょう。